出張で大阪に行った帰りの新幹線でノートパソコンで、Netstumblerを立ち上げて、 新横浜に着くまでの2時間程放置しておきました。
東海道新幹線の新大阪〜新横浜の沿線にある、無線LANのアクセスポイントは合計531個見つかりましたので、色々分析してみました。
条件ですが、ノートに入っている無線LANカードは海外仕様で1〜11chしか補足できない事と、 11b/gのカードなので11aについては取得できていません。

IEEE802.11b(11Mbps)とIEEE802.11g(54Mbps)の比率は4:6でした。 思った以上に11gは普及しているみたいです。
11gではWEP有りと無しの比率が半々なのに対して、 初期の頃の11bでは暗号化に対する考慮がメーカー自体足りなかったせいもあり、若干つなぎ放題のWEP無しが多めです。
■APの公開度

速度は関係なくSSIDも表示して、尚かつWEP無しにしている、いわゆる「つなぎ放題」のAPが半分もありました。 無論中にはMACアドレスによる拒否をしていて実際には繋げられないものもあると思いますが…。
SSIDの公開をせずにWEPも設定している基本的な無線APのセキュリティ設定が行われているAPは9%程度でした。
SSIDを公開して、WEP設定している人はよほど自己主張のあるSSIDを付けているのだろうと思って見てみると、 別に普通の文字の羅列だったり機器のデフォルトっぽい名前ばかりでした。
■MACアドレスに見るベンダーシェア

コレガ、バッファロー、NECが同じくらいのシェアを獲得しています。Ambit MicrosystemsはいわゆるYahoo!BBの無線LANセットについてくるAPです。
なんとなく、バッファローがダントツかなと思っていましたが意外でした。NECは市販されているATERMシリーズの他に、 アッカネットワークが配布しているBBルータも含まれていると思われます。
■主要ベンダーのWEP率

主要ベンダーのAPのWEP設定率を出してみました。どのメーカも企業向けというよりも、一般家庭向けですので、 このWEP率の悪いベンダーは、マニュアルや初期設定フローがセキュリティ意識の低いものであると言えます(言い切り)。
特にコレガが酷いですね。繋がればそれでいいじゃん的な感じが見受けられます。優秀なのはNECとバッファローですね。 バッファローはAOSSとかいって、簡単にWEP設定ができるみたいですが、11gのAP-65件中、 AOSSを使用して設定したと思われるAPは15件でした。全然普及していませんね(笑)
■使用チャンネル分布

参考までに使用しているチャンネルの分布もお知らせします。基本的に近隣のAPとチャンネルがかち合わないように設定すれば、 スループットは良くなると言われていますが、お勧めは2〜5、8〜10辺りですかね。
■おわりに
タイトルでは新大阪〜新横浜となっていますが、実際にAPが多く検出されたのは、新大阪、京都、名古屋、新横浜の4都市です。 後はトンネルや田んぼばかりなので、あまり検出されませんでした。
まあ、何かの参考になれば幸いです。


