2004/4/14

バッファロー無線LANでWDS(Internet)

はじめに

Intelの802.11g対応MiniPCIカード「Intel PRO/Wireless 2200BG」が手に入ったので今までBIBLOに装着していたバッファローのWLI-MPCI-G54を元の筐体であるWLA-G54に戻した。そうしたら無線アクセスポイントが一つ余ってしまった。

そこで、無線AP間通信機能である「WDS」の通信性能を評価してみた。

設定内容

無線APはWLA-G54CとWLA-G54があり、二つとも以下の設定を行った。

無線モード 11b/11g auto
暗号化 WEP 128bit
MACアドレス制限 あり
チャンネル 10(近隣に重複するAPはなし)

パフォーマンス測定方法

FreeBSD上の巨大なファイルをBIBLOからFFFTPを使用してダウンロードさせ、転送中に表示されるスループットの一番良い数値を選ぶ方式を取る。

接続構成は以下の4パターンで行い、WDS接続でどの程度スループットが落ちるのかを評価する。

パターン1:直付け

スイッチングハブは途中に入っているが、100baseTでの直付け状態でスループットを計る。

パターン2:通常の無線アクセス

WLA-G54Cを使い、802.11gでFTPサーバにアクセスする構成。

パターン3:WDS接続(AP間のみ)

無線AP間をWDSに設定し、BIBLOは有線でAPに接続する構成。

パターン4:WDS接続(BIBLO:AP、AP:AP)

パターン3を更にBIBLOと無線AP間も無線で接続した構成。つまり、WLA-G54には電源以外の線は繋がっていない状態。

測定結果

パターン 転送速度(bps)
パターン1:直付け 63.0Mbps
パターン2:通常の無線アクセス 18.1Mbps
パターン3:WDS接続(AP間のみ) 17.7Mbps
パターン4:WDS接続(BIBLO:AP、AP:AP) 10.1Mbps

測定は一回しか行っていないのと、BIBLOでは各種アプリも動作していたため、ベストな数値にはなっていないと思われます。逆に言えば普通にパソコンを利用している状態での転送速度は上記の程度という事にもなります。

結論

パターン3のAP間のみを無線化した場合には、パターン2に比べて大してスループットが落ちていない事が分かった。つまり一般住宅の1Fと2Fを無線で繋いで、各パソコンはAPに有線で繋ぐような構成であれば我慢できるスループットだと思われる。但しインターネットが光でこれを超えるスループットが出ている場合には当然ながら全て有線で繋いだほうがいいのは当たり前である。

パターン4はやはり、二箇所無線で通信する箇所があるためスループットは半分までは行かないにしてもかなり落ちた。WDSは設定で同じチャンネルを二つのAPで設定しなければいけないので、これも起因していると思われるが、バッファローのAPの性能全体がWDSに関してはあまり早くないのでは?と思われる。

ただし、他のメーカのいわゆるブリッジタイプの無線APがどの程度の速度が出るのか知らないので、バッファローが悪いとは言い切れない。

今回はWEPの128bit暗号化を設定して、更にMACアドレスによる制限もかけているので、全体的に速度は遅くなっている筈なのだが、セキュリティ面を考えると一番妥当な評価方法だったと思われる。

投稿者 yotan : 2004年4月14日 20:13| トラックバック(0)
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